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TAKAKO SHIRASAWA(EDITOR)

このバレエシューズのお話をいただいたとき、まず頭に浮かんだのがスエード。実は持っているバッグやシューズのほとんどがスエードという“スエードラバー”なんです(笑)理由は一年中使えて上品な印象にしてくれる素材だから。選んだネイビーはどんな服にも合わせやすくて、知的で洗練された印象に見せてくれる一番好きな色。そして、「バレエシューズの顔」ともいえるリボンの部分にもこだわりを入れたくて、今季の気分を反映させた少し赤味のあるブラウンと、紐先にゴールドのパーツをつけて控えめなリッチ感を出しました。形はフラットでも足をキレイに見せてくれるポインテッドが好み。極端かもしれませんが、私は足がキレイに見えないと靴を履く意味がないと思っているんです。

TYPE:POINTED

FILE 1 OF 3TAKAKO SHIRASAWA

  • バレエシューズのクラシカルな雰囲気に合わせたレディなコーディネートです。普段から基本的にヒールを履いているので、フラットシューズは楽だからではなくコーディネートで必要があるときに合わせるのがポリシー。フレアのロングスカートにヒールだと抜け感がなくコンサバな印象になってしまうので、こういう時にフラットの出番となります。ブラウンのバッグを持てばバレエシューズのブラウンの配色とマッチして全体にまとまりが出ます。

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  • このバレエシューズはチェックもよく合うデザイン。私が小さな頃に母がよく着ていたバーバリーのシャツを合わせてみたくて今回借りてきました。ボタンを一番上まで留めたメンズライクな着こなしに、足元のバレエシューズでほんのり女っぽさをプラスするイメージ。チェック×グリーンで一見高度な合わせですがそこで足元にネイビーがくると全体を締めてくれるんですよね。

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    白澤 貴子 
    フリーランスエディター&ライター

    雑誌『VERY』をはじめ、多くの女性ファッション誌や広告・カタログなどの編集からライティング、アパレルブランドのブランディングなども手がける。自身のファッションや、パリ在住時の生活体験、1児の息子のママとしての姿などライフスタイルも多くの女性の憧れとして注目を浴びている。撮影で一日中立ちっぱなしの日など、動くときの足元はル タロンのヒールを愛用中。Instagramhttps://www.instagram.com/takakoshirasawa/

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KANAKO SATO(STYLIST)

履くだけで今シーズンの気分を取り入れられるようなキーアイテムにしようと思って、トレンドのベルベット素材を使ってみました。ただベルベットはすごく雰囲気が出る分、物としてはかわいくてもコーディネートする時に使いづらい靴になってしまいがち。たとえばエナメルの真っ赤なバレエシューズはかわいいけど、ベルベットの真っ赤は服に合わせづらいですよね(笑)今回、たくさんの生地を集めていただいて、色だけでなく毛足の密度や長さ、質感も慎重に選びました。色はなるべく上品に見えるようブラウンに近いボルドーにして、大人っぽくまとめるためにリボンはグレーの配色に。ベルベット素材の強さを和らげるためのかわいらしさが欲しかったので形はラウンドトゥにしています。ル タロンのラウンドバレエはカッティングが少し浅目な所も好きなんです。

TYPE:ROUNDED

FILE 2 OF 3KANAKO SATO

  • 今年らしいダブルのジャケットを取り入れたトラッドスタイル。王道である赤の差し色の代わりに、バレエシューズのボルドーをポイントに使ってみました。バレエシューズのコーディネートはかわいいスタイルに合わせるのではなくメンズライクだったり、大人っぽく辛口なスタイルに外しで使う方が私は好きですね。

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  • このボルドーのバレエはグレーとの相性がとってもいいんです!だからこのコーディネートはバッグも含めてグレーのグラデ―ションにしてみました。普段はスニーカーやローファーを持ってくるところをバレエシューズに変えるだけでほんのり女性らしさがプラスされます。シルエットをハイウエストのタイトスカートにすれば重心が上になる+縦長ラインが作れるのでスタイルアップして見せられておすすめです。

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SAORI OYAMADA(STYLIST)

バレエシューズはフェミニンで甘い印象のアイテム。私は普段、シンプルでクールなスタイリングが好きなので、そういう“クール派”の方にも履いていただけるようなデザインを作りたいなと思っていました。モノトーンにしよう!と考えて、もともとは使いやすい黒ベースのイメージだったのですが…最終的に白のスムースに決めました。よりモードな印象になりますし、冬の白とかもかわいいなと思って。その代わり、リボンをあえて太くしたりヒールの部分も黒にしたり、少しずつ黒の割合を増やすことでより使いやすくなるように仕上げています。特にリボンの太さは、全体の印象もガラッと変わっちゃうので何パターンも試させていただき、イメージに合うバランスに。今年らしいベルベットをリボンで部分使いしたのもアクセントになりましたね。ありそうでなかったデザインに仕上がったなと、このバレエシューズ…かなり気に入っています(笑)

TYPE:POINTED

FILE 3 OF 3SAORI OYAMADA

  • このバレエシューズのコーディネートで色を取り入れるんだったら…私なら迷わずカーキ!トレンチコート×バレエシューズはアイテム同志の相性も抜群です。ベーシックな合わせでもスキニーパンツは足元のデザインを引き立ててくれるので靴をさりげなく主役にしてくれます。

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  • バレエシューズの色を生かして、服は潔くオールホワイト。黒を小物でポイントづかいしてモノトーンコーディネートにしてみました。バレエシューズとの相性はもちろんフレアスカートもいいのですが、私はタイトスカートでクールに。フラットシューズをバランスよく履きこなすポイントは、ボトムの丈を長めにすること。ソックスを履いて調整するのもいいと思います。

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    小山田 早織 スタイリスト

    数々の人気ファッション誌や広告、ショーのスタイリングを手がけ、モデルやタレント、女優、アーティストからの指名も多数。最近はテレビ出演にも活躍の場を広げ、幅広いメディアで注目を集める。自身のInstagramや、雑誌『With』での連載も話題に。2017年9月には初のスタイルブックも発売予定。小物が主役になるコーディネートで真っ先に指名するのがル タロン。Instagramhttps://www.instagram.com/saorioyamada/